POHの中でapproach into wind、と言っている。
Approach with head windと頭の中では片付けていたのだが、into windというニュアンスは、狭い山頂の強風の中で着陸する場合を考えたら納得だ。狭いのでapproachはheadwindで行えたとして、狭い陸地の上空まで近づいた後、ヘリの向きは限定されることが多く、狭いエリアへはまりながら風に対しては向かっていかなくてはならない、という場面では横へ進みながらとか、後退しながら着地という必要も出て来るからか。
でもそのくらい繊細な着陸ではスピードも充分減速されていて、ETL等関係なくなっているか。
approachの段階で横や後ろへ進む必要がある場面を想定すると納得だ。
Approachの段階では地面ははるか下の方だ。
Out of Ground Effectでもある。
が、ETLにはMSLは関係ない。
In Ground EffectではringとはなっていなかったダウンウォッシュがOut of Ground Effectでvortex ring stateとなる。
突然IGEが加わり風が複雑だろうな。