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2017年4月3日月曜日

Low-G condition?ロビンソンヘリの事故から生還した人の話

Low-G conditionでだと思うが、

高度1200feetでローターが機体と接触してインストラクターと生徒が生還した話。


4/1の記事なのでまさかの冗談?なのかもしれないが…


ニュースなどで全く聞いたこと無かったが、物凄く恐ろしいLow-G事故の話、初めて聞いた。
海外へこの手のニュースが出ることがないかららしい。
20年で18名も亡くなっていたらしい。

Low-G自体は適切な処置ができたら回復出来る、

とインストラクターは言ってたが、シミュレーションは絶対行ってはならない、とロビンソンのPOH(オペレーションマニュアル)には書かれている。
インストラクターが安全と言っても、Low-Gはほんと恐ろしかった。
ローターが機体と接触する、とまでは書かれているが、最悪の場合ローターが軸ごと折れてしまうらしいのだ。と教えてくれたのもインストラクターだが。

でも、あんな恐ろしい物をすっかり忘れてた。

Low-Gの時どんな兆候が現れるのか、全く忘れてた。


  • 機体が右へ急回転する、リンクの記事で書かれているの見て思い出した。

最も恐ろしいLow-G、分かってたら対処出来るLow-G、 
忘れてたら倒してはいけない方向へサイクリックを倒してしまうだろう。

  • 上空でwind shearや強めの風が吹き出した時、着陸は出来ないし、上へあおられてLow-Gとなりそうだし、
  • そんな時右へ急回転したらとっさに戻そうとしてしまうかもしれない。

後ろへ倒せば良い物を…


インストラクターは普通のパイロットよりもEmergency procedureを日常的に行っているので、適切な対応が出来たのだろう。

エアラインのパイロットならインストラクターを経て飛行時間とお金を稼いで来てる人が多いと思うが、
ヘリの場合、インストラクターとなるケースは飛行機と比べて多いのか少ないのか?
分からないが、
ともかくインストラクターのemergency対応能力は優れているだろう。




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